牧場物語シュガー村とみんなの願い：開発者のナイショ話

村長と班長の座談会

主人公皆さん、こんにちは。牧場班長のモトキです。
きょうは「牧場物語　シュガー村とみんなの願い」のプロデューサーである中野村長を迎えて、開発の裏話をお届けいたします。

「今回はキャラクターについて、語りたいと思います。
新キャラクターも多数登場してますが、苦労したキャラクターは居ましたでしょうか？」

「やっぱり、ぽんたですかね。最初は大きさが人間ぐらいあって可愛くなかったんですよ」

「ええ、少し恐怖を覚えましたね...」

「なんだろう、某大ト○ロみたいな存在感がありましたね。小さくなって良かったです。やはりぽんたは私が個人的に愛してやまないキャラなので、デザインについて妥協しませんでした。まつやま先生のイラストは勿論、3D化するにあたっては納得がいくまで何度もリテイクをしましたね。」

「リテイクと言えばチャールズも当初はヒゲを生やしたおじさんで全然イケメンではなかった（笑）」

「でも一番は主人公でしょうか。
最初はオリジナルの牧場物語３と同じで髪の毛は長く後ろで結んでいたのですが、開発も中盤に差し掛かったある日、広報の女性スタッフMさんがダサイと言い放ちまして。」

「急遽、切ったんですよね。開発スタッフもなぜ今頃になって言うんだと困惑したことでしょう。」

「結果的に今風になったので良かったと思います」

「では、お気に入りのキャラクターはいますでしょうか？」

「オーレリアですね。オーレリアは最後まで手を入れ続けたキャラだと思います。私の中ではオーレリア像って確固としてあったのですが、なかなかそれが理解されないという(笑)。シスターなんだけど、妙にビジュアル系というか、やさぐれた感じで眼光鋭い、そして基本お姉様なんだけど、妙にピュアなところも持っている、という二面性のあるキャラなんですよね。オーレリアについては、時間があればもっとこだわりたかったですね。アリスもとても苦労しました。アリスとオーレリアで一晩話せますね」

「長くなりそうなので、その話しはまた別の機会にお願いします。
ちなみに私はライラさんですね。オリジナル版と比べると、かなり胸が大きくなってますから！話しかけた時にどうしても目線がそこにいってしまうという...」

「うん、胸の大きさだけでまつやまさんとは何度も議論しました。ライラさんの裏に隠された妖艶さを少し前に出したかったんですよね。」

「そういえば、諸事情により、泣く泣くカットしたキャラクターも居ましたよね？」

「女医と村長のことかな？」

「女医はかわいらしく結婚相手候補だけに勿体なかったです」

「次回作では登場するかもしれません！」

「そ、そんなこと言っていいんですか！？
意味深な発言もありますが、本日はここまで。
機会がありましたら、また次回お会いしましょう」

「PSPでは久しぶりの牧場物語になりますので、めいいっぱい楽しんで頂けたら幸いです。それでは、さようなら〜。」